「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。
現在、京成線千葉中央駅から歩いて7分のところにある『千葉劇場』で,映画「痛くない死に方」が上映されています。という私も「興味深い映画があるよ」と聞いて観に行ったのですが、良かった…いや、少し怖かった。

終末期でもセカンドオピニオンってやるべきなのだろうか、と映画を観て考えてしまいました(見ていないと意味不明ですね)。末期がんの父親に穏やかな最期をと願って在宅を選択したにもかかわらず、その父親が苦しんで苦しんで亡くなったのは、がんが原因ではなく、何とか(?)肺気腫だったと思う、と医師から謝罪されるのですが、…泣くに泣けないです。(その医師も、途中からとてもいい在宅医になりました)
「終末期を家で過ごすか、病院で過ごすか…」それは皆さん、住み慣れた家で最期を迎えたい、というのが本心ですよね。それを思いとどませるのが「家族に迷惑をかけられない」という気持ちが強いから。他にも「死」が怖いから近くに医師や看護師がいてくれた方が心強いから、というのもあるかもしれません。
私の祖母も、ほんの数カ月ですが、終末期を自宅で過ごしました。私は「人の最期の過程」を知りませんでした。なのでどうすることがいいことなのか分かりませんでしたが、一つ言えるのは祖母は最後まで管につながれることもなく、会話をすることも、口から食べることもできました。いつも家族の誰かと一緒にいて、とても穏やかでした。
映画でもでてきましたが、リビングウィル(尊厳死宣言)は、やはりとてもとても大切なことです。
この映画が上映されている映画館は、千葉県では「千葉劇場」だけになっています。お近くの方にはお勧めします。