海洋散骨

「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。

「おひとり様」で火葬後の遺骨について、人気があるのが「海洋散骨」です。「この世に何も残さなくてもいい」「お墓を作っても誰もお参りに来ない」「土の中ではなく、きれいな海に撒いて欲しい」…どの理由にも納得してしまいます。

ただ「おひとり様」と言っても、「本当に身寄りがいない方」というわけではありません。疎遠となっている兄弟(姉妹)や甥姪がいる人が一般的です。

当然、散骨してしまうと、何も残らなくなります。ですので、ここは散骨を依頼される人は気を付けなければいけません。

「本人の遺骨だし、本人の希望だから」ではなく、やはり残される人の意見も聞かなくてはいけません。

私のごく近い身内にも「きれいな海へ散骨して欲しい」と言っている人がいます。お墓という土の中に埋葬したからといって、その人に会えるわけではありませんので、遺骨を海にまこうが、山にまこうが、宇宙に飛ばそうが、どれでも構わないような気がするのですが、なんでしょう、本当にいなくなってしまった、という気持ちになるのではないかと踏み切れないような気がします。

その人が普段身に付けていたアクセサリーのような「物」ではなく、姿がなく遺骨となっても、それが「その人」ということなのでしょうか。考え方は人それぞれですね。

私はお墓の中ではなく、海でもないところを希望しています。どこでしょう(#^^#)