認知症…なのかな?「知人」ならどうしますか?

「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。

2025年65歳以上の5人に1人は認知症になると言われています。この2025年は団塊世代が75歳以上になるので、高齢者の中でも後期高齢者が増えるからです。

日中スーパーへ行くと高齢者が増えたなぁと思います(そういう私もいずれその一人に加わります)。この中に数人は「認知症」の人がいるようになるのかと思うと、結構な割合だと思ってしまいます。

私も以前、出先でたまたま交番の前を歩いていた時に、見知らぬ高齢女性から「交番に誰もいないので困っている。私の家に知らない男の人たちが入ってくる。」と話しかけられてきたので、交番に書かれていた不在時緊急連絡先の電話番号を紙に書いて渡そうとしながらお話しを聞いていると、少し違和感を覚えたことがありました。「通りすがり」だったので、深く内容に立ち入ることはしませんでしたが、これは一例として、家族や親族でもなく「ちょっとした知り合い」だったり「ご近所の人」だった場合、皆さんはどうしますか?

さらに言えば、その人が、一人暮らしで子供がなく、どういった親せきがいるかもよくわからない…こういった時には……「地域包括支援センター」へ連絡!となると思うのです。

これが正論だと思いますが、「おせっかい」ぐらいでないと、なかなか知っている程度のおつきあいの人を「認知症の疑いがあります」と連絡するのは抵抗があります。恐らくご本人も「少しおかしい」とは思いつつも「認知症」だとは思っていないでしょう。

高齢者5人に1人の認知症、ご近所関係も希薄になっている現在。「周りの人の気づき」に頼るだけでなく、ご自分でも民生委員や地域包括支援センターの人と連絡を取り合うようにする、見守りなどの第三者へお願いするなど、対策をしてもらいたい、というのが本心です。

ちなみにみなさんは千葉市が行っている「どこシル伝言板」はご存じでしょうか。これは衣類や持ち物に貼るシールやラベルなのですよ。次回ご紹介致します。