「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。
前回名前だけ書いた「どこシル伝言板」についてです。

「どこシル伝言板」とは、あらかじめ認知症による徘徊症状がある方の衣服や持ち物などに、QRコードが印刷されたラベル・シールを貼っておきます。そして徘徊している時に、その人を発見した方が、このQRコードをスマートフォンで読み取ると、その情報が保護者の方へ瞬時にメール送信され、発見~保護~ご家族への引渡しまで、安全、安心、迅速に行うことができるサービスで、多くの行政で採用されているようです。
千葉市でこのサービスを利用したい場合、まず申請する人は、対象となる方(徘徊症状がある人)と同居または同様の状況にあり、対象となる方を常時介護している方が原則ですが、対象となる方の状況によっては、家族以外の方が利用者(申請者)となることも可能なようです。
又、千葉市では認知症に関連する情報を集約しているサイト「千葉市認知症ナビ」を公開しています。私は以前、認知症サポーター養成講座を受講し「オレンジリング」をいただきましたが、このサイトで『認知症サポーターステップアップ講座』なるものがあることを見つけました。受講後チームオレンジの一員としてボランティア活動が可能な人がこの講座を受講できるそうです。
千葉市では認知症になっても安心して暮らせる街を目指します、とあります。できれば認知症の方の近くにいる人たちも、安心して暮らせる街でもあって欲しいです。