相続人は誰でしょうークイズ②

「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします見守り隊の礒貝です。

今回もよく間違われる例題を挙げてみました。

② 75歳の女性。先月ご主人を亡くされたばかりです。このご夫婦の間にお子様はいません。ご主人の両親も他界しています。ご主人は3人兄弟の末っ子で、長男は3年前にすでに亡くなっています(この長男には娘がいます)。二男はまだ健在です。

ここで、問題です。このご主人の相続人は誰でしょうか?今回も回答者AさんとBさんが登場です。

回答者Aさん → 相続人は、亡くなったご主人の妻と二男です。

回答者Bさん → 相続人は、亡くなったご主人の妻と二男と、長男の娘です。

どちらの回答も、亡くなったご主人の妻と二男は同じですね。長男の娘が相続人になるかならないのか…

正解は、回答者Bさん。 今回の相続人は、配偶者と兄弟姉妹(いわゆる第三順位)の話しです。今回のように、先に推定相続人(長男)が亡くなっていた場合は、その者の子(長男の娘)が代襲して(代わって)相続人となります。相続人が兄弟姉妹の場合も代襲相続があります。

そもそも夫婦二人で生きてきたので、相続人は配偶者だけだろうと思っていたら大間違い。ただ、その気持ちもよくわかります。

→ 遺言書ー書いたほうがいい人 をご覧ください。