遺言書に書く財産…

遺言書を書く前に準備段階として財産を書き出してみることを前回お勧めしました。財産とは ①土地、②建物、③株式や公社債などの有価証券、④預貯金、⑤現金や骨董品、宝石 ⑥車 などになります。

これらをどのように書いたらいいのか。

銀行なら○○銀行、△△支店、普通口座、口座番号×××× というように書くのかしら…と少し悩みそうですが、そのような場合は「エンディングノート」を活用してみてください。このように書き出していけばいいんだ、ってわかると思います。

「財産」といえば、普段着ている洋服や茶わん類など細かいですが、このような物も「財産」です。ここではそのようなところまで書き出す必要はありませんが、参考までに遺言書では「その他一切の動産」というような書き方で表します。

ちなみに「相続財産」はプラス財産だけでなく、マイナス財産も入ります。

借金について遺言書には書かないまでもあるなら、「誰に、金額、返済日、連絡先」などメモで残しておくと相続人は安心すると思います。相続人は場合によっては「相続放棄」という判断をしたほうがいいこともありますし、この「相続放棄」は放棄することのできる期間が決められているからです。「相続放棄」については、また別の機会で書きます。

書き出してみて、いかがですか? 意外とあるな~、だったらいいですね(^^) (借金がじゃないですよ)