「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。
厚生労働省がだした「平成30年(2018年)人口動態統計月報年計(概数)の概況」の中に、主な死因の構成割合が書かれていて、1位は「悪性新生物(腫瘍)」、2位は「心疾患」、では3位は…「老衰」でした。
ただそもそも「老衰」って何?と思って調べると…

「老衰」…加齢によって心身が衰えること、ということで、いくつだったら「老衰」ということではないようです。なので70代でも「老衰」が死因になるそうです。
今は、医療が発達しているので、多少臓器がおかしくなっても生きることはできますが、とはいえ、臓器の寿命というものもありますよね。
「老衰」という死亡原因があることはわかりましたが、例えば、自宅で看取る覚悟ができたとはいえ、死期が近づいてきた時に、周りの家族は、人が朽ちていく過程というものを知らないので、ついつい少しでも長く生きて欲しいと思ってしまうでしょう。
現に私も祖母が亡くなる数週間の間に、少しでも多く食べてもらいたいとか、栄養のある物を用意したりなど、自然の流れと逆行するような行動をとってしまいました。
昔と違って、今は「死」と向き合う機会がありませんよね。後になって気づくとは…。
ただ、わかったからと言って、すんなり受け入れて見守るだけ、というのもかなり難しい気がします。