人が亡くなった後の手続きは大変

「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。

人がお亡くなりになれば、誰かが何かしら、やらなければならないことがあります。

当然ですが「死亡届の提出」もありますが、役所の手続きだけでなく、お亡くなりになった人が生活をしていて関わっていたことは、すべてやる必要があるつもりでいなくてはいけません。

昨日、セミナーで「死後事務」についてお話しをさせていただきました。参加者の方の中で「死後事務」をやったことがある人に、やってみた感想を聞くと全員が全員「大変だった!」と言われました。

何が大変だったのか伺うと「何をしてよいのかわからずとにかく大変だった」「戸籍集めが大変だった」「自分で一生懸命計算して税金の申告をしたが、数カ月してから税務署の人が来て追徴課税された」等…ご自分たちで考えていたより、はるかに大変さだったようです。

周りの参加者の方々も私の話よりも、そちらの経験談を聞いている方が身に迫るものがあったようで(^^; 終了後のアンケートの「今、ご興味があることは?」の質問に「死後事務」と多くの方が回答していただいてました。

少しでも、役にたてれば幸いです。でも困ったら遠慮なく助けを求めていただきたいです。

稲毛美浜楽生会、継続!

「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。

ご報告が遅れましたが、「稲毛美浜楽生会」が主催して初めて開催した、3回の勉強会も無事終わり、参加者の方々からも会の存続に賛同していただき、これから毎月1回、稲毛海岸駅から徒歩5分ほどの「高洲コミュニティセンター」にて集まることになりました(*^^*)

会のイメージとしては、この絵のようなかたい感じではなく、このコロナ禍で思うように外出しできなくなったり、おしゃべりをする機会がなくなった~という方たちと、たわいもない時間を過ごそうとはじめた、ゆる~い会です。

次回は、みなさんそれぞれが「人生を語る」。なんて大それたものではなく、今まで生きてきた中で話すことができることを語っていただきたい!と考えています。

勉強会とは様相がだいぶ異なりますが、会の主旨にあった「本質の回」になりそうです(^^♪

10月9日(金)11:00~を予定しております。

ご興味ある方は是非、高洲コミュニティセンターの「サークル室1」へお越しください。参加費100円です!

お年寄りの熱中症

「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。

ここのところ涼しくなってきたので、夜もぐっすり眠ることができます。そのような中で「熱中症」のテーマは、少し違うだろうと思われそうですが…。

令和3年度に全国で本格実施予定の「熱中症アラート」というものが、関東甲信地方(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県)ですでに先行的に実施されています。

今までの「高温注意情報」から熱中症の発生との相関が高い「暑さ指数(WBGT)→気温・湿度・輻射熱(ふくしゃねつ)」を用いるそうです。私がいる千葉も実施されていますが、単に注意の呼び名が変わったぐらいかと思っていました★世の中、色々変化しています(#^^#)

この夏も多くの方が熱中症で救急搬送されました。高齢者でお亡くなりになった方の多くに、エアコンをつけていない状態であったこともニュースで見ます。毎年のことなのに、どうしてだろう…と思うのですが。

「エアコン嫌い」の高齢者が多いことはわかりました。ただ、それだけが原因でなく、高齢になると体温調節機能が低下します。

この暑い中、何枚も重ね着をされている人やももひきを履いている方もいらっしゃるそうです。(←介護施設で働いている方から聞きました。見たわけではありません。)

口の渇きを自覚しにくくなり、水分を取らないことや、体力の低下もあります。自分が「高齢」と意識するのは難しいですが、30分~1時間おきにお水を飲もうと意識することはできると思います。

金曜日も気温が上がります。気を付けてくださいね。

勉強会での振り返り…「尊厳死」

「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。

気が付けば2週間近くブログを書いていませんでした。(;”∀”) 私はいたって元気に過ごしております。

昨日までに、近くのコミュニティセンターで2回にわたり勉強会をしていました。今度の金曜日が3回目の最終日となります。

前回のテーマが、普段耳にしない、「後見」や「尊厳死」についてだったので、参加者の方々が話しに乗ってきていただけるか心配だったのですが、皆さんとても興味をもって聞いて下さいました!

そこで今回のブログのテーマは「尊厳死」についてです。

昔であれば亡くなっていたであろう状態でも、今は医学の進化で、自分で呼吸できなくても、食べることが出来ない状態でも、生き続けることができます。

人生最期の迎え方は、人によって考えも様々です。

「『がん』であるならば、告知して欲しい。」「最後の最後まで延命治療してでも長生きしたい」「告知はして欲しくない。生きながらえる為だけの延命治療ならしたくない」など、色々な思いがあると思います。また、同じ人でも、その時の生活や経験、得た知識等によって「やっぱり延命治療は嫌!」「孫に触れるまでは生きたい」など変わっていくのも自然なことだと思います。

医学の知識もなく、日々変わるかもしれないあやふやなことを「考えましょう」と言われても…と思われますが、ちょっと考えていただきたいのは、周りの家族のことです。

ご自身のことなら、自分で決断しても「自分で決めたこと」で解決できますが、「あなた」ではなく、「大切な家族」に対しての延命治療について、お医者さんからどうするか、判断をゆだねられたら…

「やらなくていいです~」と簡単には決められない…と思います。

文章が長くなってきました。このあと私が言いたいことは…想像してみてくださいね。

勉強会の3回目は「お一人様が亡くなった後のこと」をみんなで考えてみたいと思っています。