千葉市の図書館でも電子書籍が利用できるように!

「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。

新型コロナで図書館でゆっくり読書したり調べものをしたりということで出来なくなっている人も多くなっていると思います。それにやはり色々な人が触れているという点でも気になるところです。

図書館で本を借りるには当然借りに行って、返しに行かなければなりません。近所にあればいいのですがそうそうない…。

図書館でも有料宅配サービスがあって、借りる時に電話やインターネットでも依頼できますし、返却も自分で宅配便を使い返すことが出来ます、が『有料』の字のとおりです。そりゃそうです。

この度、千葉市の図書館でも7月30日~(13時~)電子書籍を借りることが出来るようになりました。これでわざわざ行くこともなくなりますし、コロナの心配もなくなります。

24時間365日借りることが出来るのです!それに文字の大きさや音声で読み上げてくれるのですから便利です。ただし(私の知識不足が露呈してしまいますが)電子書籍といえども借りている人がいれば、予約して待たないといけません。

1人2冊まで。千葉市では、現在約7,600冊の本が利用できます。ただ、私が図書館でよく見かけていたのが高齢の人です。高齢の人こそ遠い図書館に行かなくても本が借りられるのだから喜ばれることですが、当然のことながら電子書籍なのでスマートホンやパソコン、タブレットが必要になります。インターネットでログインして利用します…馬鹿にするなと怒られそうですね。

映画「83歳のやさしいスパイ」…老人ホーム潜入調査

「おひとり様」の見守り~亡くなった後のお手続きまでまるごとサポートします、千葉市稲毛の見守り隊、行政書士の礒貝です。

今月鑑賞した「83歳のやさしいスパイ」は、老人ホームへの潜入調査をアルバイトの面接で選ばれた83歳の男性が見事任務を遂行する映画です。

ターゲットは老人ホームに入居している女性、依頼者はターゲットの娘で、ターゲットなる母がホームで虐待を受けているのではないかとの調査が探偵事務所に入ります。潜入するのは、求人に応募した妻を亡くしたばかりの83歳セルヒオ。セルヒオは、新しいことへの挑戦にワクワクしながら無事ホームに潜入しました。

舞台は、まぶしい太陽と感情を素直に表現できる国のようで、私のイメージとしてある老人ホームとは少し違うのかな…なんて思っていましたが。

ここに出てくる老人ホームでも大半は女性で、新人で、話しを聞いてくれるセルヒオは人気者になります。しかしホーム内での盗難や外出して徘徊してしまう人など事件が起こります。

結末をばらしてしまうことになりますが、結局ホーム内では虐待はありませんでした。それどころかターゲットと依頼者は1年以上会っていないのです。セルヒオはこのホームで生活していくうちに入居者たちの孤独を知ります。ただ、この「孤独」は入居したからだけではないと思います。年を取ってくると周りから頼られたりすることは少なくなってきます。加えて身体的にも施設のルールによっても自由が制限されるようにもなります。

最後にセルヒオは調査を終えて、早くここから出たいと申し出ます。特に施設や入所者、職員に問題があるわけではなく、以前の退屈であった生活…目をつぶっていてもどこに何が置いてあるか覚えてしまうくらいのスーパー通いや毎週のように遊びに来る子供や孫たち)に戻りたいと退所します。

以前私介護施設を回ったり、介護職の人に色々話しを聞いたりする機会がありました。介護職の人、といっても色々な人がいて、仕事と割り切っている人もいれば、利用している人のために、と工夫したり考えたりする人もいました。施設についても、入所する前に調べておくことは必要なことです。資料の数字や文字だけを見ていたら「あれ?」と思うこともありました。

そして有料介護施設で働く人から言われた言葉「自宅で生活するように施設で生活して欲しい」とは…良くも悪くもいろいろな意味で受け取りました。

かなり変わったスパイ映画。上映している映画館が少ないのが残念。

「やさしい遺言の書き方教室」今月も行います!

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今日7/19は「海の日」から「平日」となってます。間違えた人は、私の周りに一人いました。

今月の「やさしい遺言の書き方教室」も最後の週の月曜日26日に千葉駅前「リードシー千葉駅前ビル」会議室で行います。ご予約お待ちしております。(043-306-8939)暑いので熱中症には気を付けてお越し下さい。

ちなみに現在、新規の予約が停止中の千葉市の新型コロナワクチンの受付が、同じ26日から再開されます。ただし、60歳以上の方や基礎疾患がある方等が優先予約で、59歳以下は8月2日からの予約受付です。

「やさしい遺言の書き方教室」

2021/7/26 13:30~15:00 参加費 1,000円 

場所:千葉市中央区弁天1-15-3 リードシー千葉駅前ビル会議室(駅歩1分)

どこシル伝言板

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前回名前だけ書いた「どこシル伝言板」についてです。

「どこシル伝言板」とは、あらかじめ認知症による徘徊症状がある方の衣服や持ち物などに、QRコードが印刷されたラベル・シールを貼っておきます。そして徘徊している時に、その人を発見した方が、このQRコードをスマートフォンで読み取ると、その情報が保護者の方へ瞬時にメール送信され、発見~保護~ご家族への引渡しまで、安全、安心、迅速に行うことができるサービスで、多くの行政で採用されているようです。

千葉市でこのサービスを利用したい場合、まず申請する人は、対象となる方(徘徊症状がある人)と同居または同様の状況にあり、対象となる方を常時介護している方が原則ですが、対象となる方の状況によっては、家族以外の方が利用者(申請者)となることも可能なようです。

又、千葉市では認知症に関連する情報を集約しているサイト「千葉市認知症ナビ」を公開しています。私は以前、認知症サポーター養成講座を受講し「オレンジリング」をいただきましたが、このサイトで『認知症サポーターステップアップ講座』なるものがあることを見つけました。受講後チームオレンジの一員としてボランティア活動が可能な人がこの講座を受講できるそうです。

千葉市では認知症になっても安心して暮らせる街を目指します、とあります。できれば認知症の方の近くにいる人たちも、安心して暮らせる街でもあって欲しいです。