今回のテーマは… 「介護タクシーについて 1回目」
介護タクシーをご存知でしょうか?
車いすやストレッチャーを乗せるためのリフト、スロープなど特殊な設備を設けた自動車または回転シート、リフトアップシートなど乗降を容易にするための装置をある自動車で要介護者や障がいのある方を輸送するタクシーのことです
輸送中(タクシーで移動中)の料金は介護保険が使えないので、通常の料金を払います
ただし「距離制運賃」の場合、普通のタクシーと同様、障がい者割引のように手帳を提示すると割引される公共的割引があります
「じゃあ街中で見るタクシーとの違いは、特殊な設備を設けた車というだけで変わりないじゃない…」
確かに…
しかし「介護(福祉)タクシー」は街中で乗客を拾ったりはできませんし、お客様となる対象も決まっています
運転手は介護の資格を持った方たちばかりではありませんが、やはり仕事をしていくうえでは介護の知識がないとなかなか続けてはいけないので勉強されてます
そのあたりが大きく違うのではないでしょうか
さらに言えば、料金はかかりますが、部屋から車への移動の介助や病院での受付、薬をとりにいってくれるなどのサービスを用意しているタクシー事業者もあります
当然お客様の体の状態にもよりますが、ご家族が付き添って行かれない時など利用してみてもいいと思います
介護保険の指定を受けている事業者ですと、ケアプランの中に入っていれば介護保険が使えます(介護運賃)
買い物やレジャーに行くのに、少し気が楽になった、と思いませんか?
(「少し」と書いたのは、やはりお金はかかるから)
この介護タクシーがもっと認識されて、介護されている方だけでなく、介護している方が、少しでも気分転換ができればいいなぁ と思います
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