こんにちは、礒貝です

みなさんは、遺産分割をしたご経験はありますか？

私は27歳の時に突然父が亡くなりました
その時は、まだ一番下の妹が大学生でもあったので、父の財産について母にお任せしました
そもそも父の財産について全くわかっておりませんでした
今にして思えば「父の借金」があったのかぐらいは気にしてもよかったと思いますが、幸運にも無かったようです
その当時、私を含め相続人である子どもたちは経済的に困っておらず、私以外はみな母と一緒に実家で生活しておりましたので、母の決めた遺産分割について誰も不満はありませんでした
こういう経験から、相続の開始＝骨肉の争い　とは言いません

しかし、今は高齢化社会
亡くなった親が高齢なら、その子は40半ばや50代の中年ぐらいでしょう

例えとして　想像してみてください
　『今まで普通の生活をしていたところ高齢の父が突然亡くなった　
遺言書がなく、自分が相続人になったら…』　

「父と一緒に財産を築いてきた高齢の母に父親名義の家やお金も今までどおりに使ってもらいたい、と思う反面、自分には大学生の子どもがいて教育費がすごいかかっている、加えて老後の心配もしなくてはいけないのに貯金がない…」

こう考えると中流階級以下ほど争いになりそうではないですか
そもそもお金持ちは顧問弁護士が、遺言書を作るようアドバイスすると思いますよ

自分が貯めた財産を大切な人が困らないようにきちんと渡したい
独り身だけど、自分がもしもの時は飼っているペットの生活をみてもらいたい

あとに残る人がなんとかしてくれる…と思っているだけでは大事な人やものは守れないかもしれません